2022/08/11

ITエンジニアのスキルアップや転職事情

IT業界は他の業界に比べ、転職が多いことで知られている。
転職が多いと聞くと、過酷な職場が多いといったネガティブな理由が思い浮かびがちだが、必ずしもそうではない。ITエンジニアは特に、自分のキャリアアップのために転職を繰り返すこともめずらしくないためだ。
自分が将来像を思い浮かべたとき、在籍している会社で適当なポジションがない場合、転職するパターンが多いようだ。

さらに、ITエンジニアは収入アップのために転職するケースも目立つ。
クライアントと直接つながるIT企業ではなく、その下請けの企業に属していると、高収入が見込めないほか、仕事の幅も狭くなってしまう。収入がイコール仕事のやりがいやモチベーションにつながることも少なくないため、転職するケースが増えている。

ITエンジニアが転職やスキルアップを考えるうえで、上流工程の仕事をどれだけ任せてもらえるかを考えることは重要だ。
一般的にソフトウェアの開発現場では仕事が分業制になっており、大きく上流工程と下流工程に分けられている。
上流工程とは、クライアントとどんなシステムにしたらよいかを考え、実現方法を考えることを指す。対して下流工程は、上流工程で考慮されたシステムを実際に作る、プログラミングやテストなどの作業を担当する。
特に上流工程ではソフトウェアの質を左右する重要な仕事を担当し、コミュニケーションやマネジメントスキルも必要になるため、キャリアアップを図るのにもってこいの仕事と言える。